真言宗のお寺で出家得度して尼となり、修行を続けながらの自分自身の心の成長を綴っています。

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厄介事



長男が中学でイジメにあっていた時に、

「でも、その相手側の子も、かわいそうなんですよ」

と師匠が言いました。


殴られて鼻を骨折したのはうちの息子なのに、
さすがお坊さんというのは、
ものの見方が博愛なのだな、

という軽い理解しか得られなかった五年前に比べて、

苛められている方も、
イジメに手を下している方も、

実は同じ暗い穴にはまって、
出口がわからなくなっているのだと、

もう少し、深い理解をすることができるようになりました。


おそらくそのどちら側にも、
心に光が射さないのです。


一見、被害者と加害者に分けて見えるその二人を、
もっとずっと離れた場所から引いて見てみると、

同じ『穴』の中に落ちているのだと、
『見える』ようになったのです。


テレビのニュースでイジメによる自殺のあったことを知り、

「事件となって報道されたこの子はまだラッキー、
水面下にはもっとたくさん、
事件扱いにもならないで死んでいった子供がたくさんいるよ」

と息子は言い、

「このクラスの担任は、たぶん他の教師からイジメにあってるね。
私の見てきた限り、イジメの発生するクラスというのは、
そのクラスの受け持ちの先生に絶対に問題があった。
先生のエネルギーが低いと、クラス全体に虫がはびこるんだよ」

と娘は言いました。


スタッフィサグリア、という、
『暴力と支配』のレメディーがあり、

確かにスタッフィサグリアはシラミに効くのです。


世界の仕組みのひとつに、
『生命エネルギー』の下がった場所に、
虫がはびこる、というのはあるのかもしれないと思いました。

ホメオパシーでは、
『憎しみのある場所に、蛆が湧く』というのだと、
妹から聞いたのを思い出しました。


『親は子の鑑』というように、

家庭でイジメのある家の子供が、
学校でイジメに手を下すかまたはイジメに遭い、

生徒を守るだけのエネルギーに欠けた教師の受け持ったクラスに、
まるでシラミがわくように、
イジメが発生するのかもしれないと思いました。

学校では、担任の教師が『親』の役割をしているのです。


家で母親からイジメに合っていた私は、
学校でもイジメに合い、

自分よりももっとエネルギーの弱っている子供を苛めながら、

家庭も学校も戦場のように感じながら過ごしました。

毎日を生き抜くことがどれほど大変だったか、
自分が生き延びることだけに必死で、

明日には死んでしまうのではないかと、
『死』に常に追いかけられながら、思春期をやり過ごしたのです。

その年のクラスの担任は、

夫と離婚して体を壊して半年入院をした音楽教師と、
不倫の噂を立てられた後に入籍をした、三十代の体育教師でした。

入籍をした後に、自分の父親が亡くなり、

生徒たちは結婚祝いとお悔やみの両方を、
担任に一度に言わなければなりませんでした。

自分のクラスにイジメが発生してギスギスしていることなど、
露ほども知らないという顔をしたあの体育教師にとって、

あの年は人生の転機であり、
自分のことが大変で生徒のことにまで気が回らなかったのだと、
今になってやっとわかるようになりました。

「自分のことで手一杯の先生は、
自分のクラスにイジメが発生したら困るんだよ。
だからイジメだなんて認めないし、
他の先生に絶対に知られないようにすることにだけ気を遣う。
これ以上の荷物は背負えないってくらい、
パンパンに自分の問題を背負っているから、
イジメを『厄介事』としか受け止められないの」

と娘が言い、

それは親にしても同じこと、
子供のトラブルを『厄介事』としか感じられないほど、

自分の背負っている問題で、

私の両親は常に『パンパン』だったのだと、
思ったのです。



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プロフィール

瑠史

Author:瑠史
十一面観音をお祀りして、自宅でかんのんいんを開いています。

第三子を妊娠中に出家得度して尼となり、OSHO禅タロットを使った個人セッションを受け付けています。過去から未来までを見通し、人生を変えたい方のお手伝いを致します。

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