真言宗のお寺で出家得度して尼となり、修行を続けながらの自分自身の心の成長を綴っています。

かんのんいんブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

過去精霊



妹と娘が宮古島へ出発した翌日、
私は二男を連れて実家へ出かけました。

『茂子の真似して私を馬鹿だと言っているでしょう』

という嫌なメールが送られてきて、

『傷ついて泣きました』

と返信をした後に、
きっかり二週間、何の音沙汰もなかった母から、

『亭主が名古屋に戻って疲れが取れた頃かな?
遊びにおいでよ!』

というメールが送られてきたのです。


「私の居ない間にまた嫌なこと言われたらどうするの?
お母さんの落ち込みようは尋常ではないんだから、
私の居ない間に実家に行くのはやめてほしいけど、
どうしても行くと言うなら、私が今日行ってバアバに釘差してくる」

と娘は私を心配し、
沖縄に行く前の晩、妹と実家へ出掛けました。

「釘をしっかりさしてきたから、
もう行っても大丈夫だよ」

と娘に言われ、
私はまた、母に愛されたい想いで、
性懲りもなく実家へ出かけたのです。


母は、良いとも悪いとも言えない状態で、
私を『まともに』歓迎した後、

外に向かって、

「農家の田舎者が、
私が何したって言うの?
百姓の田舎者が、うるさいんだよ!
私が何したって言うんだ、寄ってたかって、
何なのよ!!」

と叫びました。

母の『黒い迫力』に負けた私が、
げんなりしつつも、

「今のは誰に向かって言ったのかな?」

と聞いてみると、

「向かいの畑!嫁さんが来てるでしょ?
私に向かって『バカだからなんにもしない』って、
しつこくしつこく言ってたでしょ?
私がなんだって言うの?茂子と、本家の姉さんとグルなのよ、
これはもうイジメなの。
私をみんなでいじめて、田舎者同士が結託してるのよ!」

と言いました。

向かいの畑というのは母の従弟の畑で、
とにかく実家の周りはぐるりと、
親族に分け与えられた土地に囲まれているのです。


「もう他人は何も言わないの。
裏のアパートの連中も静かになった。
吉本家(母の旧姓・仮名)の畑の地主だけがうるさいの」

と母は言い、

「まあ、半分は生きてない先祖の声かもしれないけどね。
それが生きてる人間に憑いて喋るのよ。
うるさくてうるさくて、かなわないの」

と言いました。

「でも昨日釘差されたから。
バアバいい、この日からこの日まで、
5日間ね、1,2,3,4,5、この5日間、
絶対に叫んじゃだめなのよ、わかった?って、言われたから。
そうじゃないとお母さんが大変になるから絶対にダメだって。
だからあんたの来るまで一回も言い返さないで我慢してたの。
今なら、独り言ではなくてあんたと喋ってると思うでしょ」

と母は笑って、
娘がカレンダーを指さしながら、
この期間は何があっても叫ぶのを我慢することと、
私に攻撃の電話やメールを送りつけてくることを、
きつく禁止したのだと言いました。


辛いことのたくさんあった人生だったけど、
今は私を心配してくれる娘のいることを、
ただ、有り難く思いました。


「今朝だってね、
朝6時半に兄さんが畑に出てきて、
『おめえはバカだからなんにもしねえな!』って叫んだの。
あの人キチガイなんじゃないかしら。
『あと300万足りないんだよ!』って大きな声で。
余程言い返してやろうかと思ったけど、
約束してたから我慢してジッとしてたのよ。」

と母は続けました。

「あと300万て何のことなの?」

と私が聞くと、

「最初この土地は、お祖父ちゃんが兄さんに分けた土地だったでしょ。
あんたがお腹にできて急きょお父さんと結婚が決まって、
お祖母ちゃんがノブにも土地を分けてやると言いだして。
一度兄さんにあげた土地を半分、うちに分けることになったでしょ。
兄さん、一回自分がもらった土地なのにって納得しなかったから、
お祖父ちゃんが現金で600万渡したのよ。
だけど後になってもっと値のある土地だったことがわかって、
本当は900万だったの。
そのことをずっと怒ってるのよ。兄さんは。」

と母は答え、

「だからってあんな朝っぱらから、
あと300万足りないって叫ぶなんて。
とうとう頭がおかしくなったんじゃないかな。
兄さんは。」

と言いました。


気味の悪い一連の話を聞き、
とりあえず、

実家の観音様の前で『理趣経』を唱えることにしました。


『過去精霊の浄化の為』

と、お唱えしたのです。




スポンサーサイト

  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]


comment


 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


プロフィール

瑠史

Author:瑠史
十一面観音をお祀りして、自宅でかんのんいんを開いています。

第三子を妊娠中に出家得度して尼となり、OSHO禅タロットを使った個人セッションを受け付けています。過去から未来までを見通し、人生を変えたい方のお手伝いを致します。

個人セッションのお申し込みはコチラまでメールにてお願いいたします。
facebookはコチラ

☆サイト『ココナラ』さんでもメール相談を受け付けています☆

最新トラックバック

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

かんのんいんカウンター

« 2017 11  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR



.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。