真言宗のお寺で出家得度して尼となり、修行を続けながらの自分自身の心の成長を綴っています。

かんのんいんブログ



夢の中で、両親と私の三人で、
実家の居間で食事を摂っていました。

なにやらとても腹を立てていた私は、

母に悪態をつきながら、
味噌汁の入った椀を母にぶつけました。

すると父が私を『親として』威圧的に怒鳴りつけてきたので、


「だったらどうして私の足に傷をつけたの?!
私のことなんて愛していなかったくせに、
父親面するのはやめて!」

と父に向かって叫びました。

「こんなに足に傷をつけて、
あたしの人生台無しにしたくせに、
私の体の傷のことよりもお金を選んだくせに!
愛してなんかいなかったんでしょ!」

と叫ぶと、
胸のずっとずっと、ずっと奥の方から、
絞り出すように泣き声が湧き上がり、

「うわあああん、うわああああん」

と私は泣きました。

呼吸できなくなるほどに、
悲しみがずっとずっと奥の方から絞り出されたのです。


すると夢の中の父は、

「だからあの尼さんに金払っているのか。
あの尼さんはおまえから金が欲しいだけで、
親の代わりにおまえに愛情を向けてくれるわけではないんだ。
あの尼さんにとっては、
おまえだって、他の誰だって同じなんだからな、
親からもらえなかった愛情を、あの尼さんから貰えるわけではない。
残念だったな」

と意地悪く言いました。

そう言われて私はさらに泣き続け、
切望して止まない『親からの愛情』を得られない空しさでいっぱいになり、

そのまま目が覚めると、
涙で顔がぐしゃぐしゃになっていました。


目の覚めた私から、夢の話を聞かされた娘が、


「う~ん、夢の中で言っているようではまだまだだね。
じいちゃんに本当に言ってみればいいんじゃない?」

と言ってから、

「でも『なんであたしの足に傷つけたの』って、
核心に迫ったということは、
お母さんが自分の傷を直視できるようになったということだから、
かなり進歩したかもね」

と言いました。
そして、

「でもね、あの人たちに『親』を求めるのをもうやめなきゃね。
それができるようになれば、もっと楽になれるのに」

と言ったのです。



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プロフィール

瑠史

Author:瑠史
十一面観音をお祀りして、自宅でかんのんいんを開いています。

第三子を妊娠中に出家得度して尼となり、OSHO禅タロットを使った個人セッションを受け付けています。過去から未来までを見通し、人生を変えたい方のお手伝いを致します。

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