真言宗のお寺で出家得度して尼となり、修行を続けながらの自分自身の心の成長を綴っています。

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理趣経



その日の朝は、なんとも嫌な夢を見て目が覚めました。

夢の中で、
実家の庭が荒れ果てていて、
穴ぼこだらけの荒野のようになっていました。

家もあばらやのようになっていて、
ところどころ、壁に隙間が開いているのです。

硫酸を手に持った、イカレた男が二人、
原付バイクに二人乗りでまたがって、
私を追いかけてきました。

逃げ回る私に向かって、
頭から硫酸をかけてくるのです。

実家に逃げ込もうとしても、
家の中からはなんとも嫌な空気が流れており、

家の中はもっと危険だと感じたところで目が覚めました。


それはちょうど三月のお彼岸の最中だったので、
「ただの夢にしてはリアルだったし、
実家へ出かけてみた方がいいだろうか」
と思いつつ、枕元にあった携帯電話を手に取ると、

師匠からの、
電話の着信と、メールの着信のあったのを確認しました。

メールを開いてみると、

『ご実家の観音様の前で理趣経をお唱えください。
過去精霊のため、先祖供養の為とお唱えください』

というメッセージが入っていました。


すぐに師匠に折り返し電話を掛けて、

「ちょうど、実家の嫌な夢を見て目が覚めたところでした」

と言うと、

「どんな夢でしたか?」

と聞かれたので、
イカレた男に追いかけられた夢でした、と答えました。

すると、

「そうですね。ちょっと、目には見えない方の者たちが、
ご実家にたくさん集まってきているようなのですが。
・・・お母さんは大丈夫ですか?」

と聞かれました。

「電話をかけてみないとわかりませんが、
今日中に実家へ出掛けた方がいいでしょうか?
あしたとか明後日では間に合わないでしょうか?」

と尋ね返すと、

「今日がいいと思います」

と師匠が言いました。


師匠がそこまで言うときは、
無理にでも実家へ出かけた方がいい日、
ということなのです。

私は師匠との会話を終えると、
すぐに母に電話を掛けました。

しかし、母はその日は電話に出てはくれませんでした。

深夜になって、

『今日は体が疲れ切って動けなかったの。
電話も一階に置きっぱなしにして二階でずっと寝ているの。
このまままた電話は一階に置いて、
ずっと寝ているからもう連絡しないで』

というメールが一通、
母から届きました。

ぐったりと横になっている母の様子が目に浮かびました。

母は『体が疲れ切っている』としか判断していませんでしたが、
大量の餓鬼が母の体に纏わりついて、
処理しきれずに倒れ込んでいるのだと感じたのです。

「まさかあの墓参りで集めて持ち帰ったのだろうか」

と思いました。


実家へ出かけることができなかったので、
自宅の十一面観音の前で、

師匠に言われたとおり、
覚えたての理趣経を読みました。

過去精霊の為、
先祖供養の為と唱え、

翌朝もまた、十一面観音の前で、
同じように唱えました。


するとようやく、
母から電話がかかってきたのです。





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プロフィール

瑠史

Author:瑠史
十一面観音をお祀りして、自宅でかんのんいんを開いています。

第三子を妊娠中に出家得度して尼となり、OSHO禅タロットを使った個人セッションを受け付けています。過去から未来までを見通し、人生を変えたい方のお手伝いを致します。

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