真言宗のお寺で出家得度して尼となり、修行を続けながらの自分自身の心の成長を綴っています。

かんのんいんブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

反抗期



北海道と東京という離れた場所にいる父と私が、
たった一通のメールで、

ほんの少しだけ、心が近づいたのだと感じました。


すると何とも不思議なことに、
父からのメールを確認してお寺から自宅へ戻ると、

息子が自室の大掃除をしながら待っていました。

決して私が踏み込んではいけない息子の部屋からは、
絶えず異臭がしており、

「部屋の状態はそのまま、
その人の心の状態なのだから勝手に触れてはいけません」

と師匠から言われていた私は、

息子がいつか自発的に『生活』を始めることを信じ、
息子の部屋がどんなに汚れていても、
見て見ぬふりを続けていたのです。


息子の部屋の掃除は遅くまで続きました。

汗だくになった息子が、

「ゴミ袋二袋分、ゴミが出たよ、
あとは全部雑誌だから、雑誌の日に自分で捨てるよ」

と言って部屋から出てきたのは、
深夜の二時のことでした。


「そう、綺麗になったの、すごいじゃない」

と顔を上げた私に息子は、

「母さんあとね、俺、反抗期終わった」

と言いました。

「あ、そう、そうなの」

と面喰った私に息子は、

「うん。なんで母さんに部屋に入ってはいけないなんて言ったのか、
全然理由がわかんなくなってたことに、
掃除しながら気が付いたんだ。だからもう部屋に入っていいから。」

と明るく笑ったのです。


息子の自室に無理やり入って掃除をして、
髪を掴みあって力尽くで喧嘩をしたのは、

息子が中学二年生の時でした。


「反抗期・・・5年間だったってこと?
長かったね。お疲れ様」

と息子に言うと、

「長かったね。母さんもお疲れ様」

と息子は笑いました。


以前、自己啓発セミナーに参加した時に、

「心の世界はみんな繋がっていて、
その時間差は全くない」

と先生が言っていたのを思い出しました。


私が父を赦したら、
息子が私を赦したのです。

私と父の問題がそのまま、
私と息子の関係と繋がっていて、

私が父に抱いた恨みはそのまま、

息子が私に『返して』いたのです。


結局、因果応報という法則から誰一人逃れることはできず、

幸せになりたければ、
自分の心を変えるしか術はないのだと、

私はまた、思い知らされたのです。





スポンサーサイト

  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]


comment


 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


プロフィール

瑠史

Author:瑠史
十一面観音をお祀りして、自宅でかんのんいんを開いています。

第三子を妊娠中に出家得度して尼となり、OSHO禅タロットを使った個人セッションを受け付けています。過去から未来までを見通し、人生を変えたい方のお手伝いを致します。

個人セッションのお申し込みはコチラまでメールにてお願いいたします。
facebookはコチラ

☆サイト『ココナラ』さんでもメール相談を受け付けています☆

最新トラックバック

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

かんのんいんカウンター

« 2017 11  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR



.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。