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真言宗のお寺で出家得度して尼となり、修行を続けながらの自分自身の心の成長を綴っています。

かんのんいんブログ

決心

実家に帰るたびに、
隣家の伯父の家に挨拶に寄ってほしい、

という提案を本家の伯母から受け、

「わかりました、
伯母さんありがとう」

という返事をした後に、

心の中にモヤモヤが広がりました。


「昨日あんなことがあったのに、
なぜ電話の一本よこさないのか」

と、本家の伯父が怒っているという、
そのいらない報告を受けたことがまた、

私の中で『消化できないモヤモヤ』を膨らませたのです。


モヤモヤは、

「なんであたしが怒られなければならないのか」

という怒りへと、次第に変わっていきました。


「次世代へ引き継がせないためにも、
努力してほしい」

という伯母の提案にさえ、

「努力ならこれまでにうんとした、
あんたたち大人同士の喧嘩に、
5歳のときから巻き込まれ続けているんだからな!
こっちは!」

という反抗的な心の声でしか、
答えることができなくなってしまったのです。


モヤモヤとした気持ちを抱えたまま、

その日は、妹と、
妹の二歳の娘と私、

それから生後5か月になった私の息子との4人で、

ショッピングモールへ買い物に出掛けました。


赤ちゃん用に用意されたお店のバギー二台で、
仲良く並んでそれぞれカゴを持ち、

「まさかまりちゃんと、
こんなふうに赤ちゃん連れて並んで買い物する日が来るなんて、
夢にも思わなかった!」

と私が言うと、

「ね!楽しいね!」

と妹も笑いました。


私と妹は、
ホメオパシーの相談会やお寺に通いながら、

姉妹の確執を少しずつ解決させ、

何年もかけて、
ようやくここまでたどり着いたのです。


妹の娘は、自分のバギーから手を伸ばし、
私の息子の手を握ったり、
頬を触ったりして、その買い物を楽しんでいました。

私だって、子供の頃には、
本家の従妹や隣家の従弟と、
仲良く遊んだ日もあったのです。


「この悪い関係を次世代に引き継がない為の努力」

とは、

私と妹が曇りなく仲の良い姉妹となって、
この小さな子供達の罪のない関係を、

温かく優しく見守り、
育むことだと思いました。

そのためには大人の私たちが、

「心の中に恨みや憎しみを持たないこと」

なのだと、

その買い物中にはっきりとした答えが出たのです。


「私、どうすればいいか分かった。
お父さんに電話してみるよ」

買い物を終えて『ある決心』をした私は、
妹にそう言い残し、家に帰ったのです。




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プロフィール

瑠史

Author:瑠史
十一面観音をお祀りして、自宅でかんのんいんを開いています。

第三子を妊娠中に出家得度して尼となり、OSHO禅タロットを使った個人セッションを受け付けています。過去から未来までを見通し、人生を変えたい方のお手伝いを致します。

ホームページを開設しました。メール相談、布小物販売など、こちらからどうぞ。

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